INTERNAL STRATEGY DOCUMENT

NoseID LINE運用戦略

再来店LINE運用 / 商品提案LINE運用の設計と実行計画
検証対象:テンテン様(1st) / K9zoo様(2nd)
REV.2 ─ 2026.04.17 社内ディスカッション反映版
CONCEPT
犬が主役。NoseIDがプラットフォーム。
様々な企業・人が、犬のために関わり合う場をつくる。
NoseID LINE(1アカウント / Lステップ プロプラン)
再来店LINE運用
購入前の見込み客 → 犬種登録 → 入荷通知 → 再来店 → 購入
商品提案LINE運用
購入後の飼い主 → わんママサポート + クライアント別商品配信

店舗別QRコードで流入を分離。1つのLINE内で店舗タグ・犬種タグにより出し分け。
来店客には「お店で案内されたLINE」に見えるが、NoseIDの一元管理。

2026.04.17 社内ディスカッションでの主要な方針変更

UPDATE 01

CTAは「この子まだいますか?」1本。タップで電話へ

「返信待ち」のストレスを避け、電話誘導で即行動・即成約。測定はタップ数まで。

UPDATE 02

個体ページはHP基本、パピアルは次段

スピードを優先しHP個体ページを初期リンク先に。パピーアルバム連携は効果を見ながら追加実装。

UPDATE 03

店舗選定は推進役ありきで厳選

店長や現場社員のカルチャー差が成果に直結。初期は2店舗×厳選、選べなければ5店舗で分散。

UPDATE 04

商品提案はシンプルなプロダクトアウト設計

分岐を複雑化せず、パピー初期の必需品(歯ブラシ等)×タイミング×タグで確実に刺す設計へ。

UPDATE 05

ヒアリングは接客プロのショップスタッフ起点

悩み/購買タイミングを最も把握しているショップスタッフを主役に。飼主ヒアリングは補助。

UPDATE 06

全体を洗い出し → スポットで成果を取りに行く

俯瞰把握はしつつ、配信は確度の高い1〜2トピックに絞って検証を回す。

参加:髙橋悠 / 澤嶋さつきさん / 小田紘生さん / 須山理未さん / 有田アヤノさん

OPERATION 1

再来店LINE運用

来店 → 犬種登録 → 入荷通知 → 再来店 → 購入
登録フロー
1
QRスキャン
店頭POPの店舗専用QRを読み取り
2
友だち追加
NoseID LINEに追加。店舗タグ自動付与
3
初回メッセージ
店舗別に出し分け。「○○店にお越しいただき〜」
4
犬種を選択
カルーセルで選択。犬種タグ自動付与
店頭POPイメージ
メイン:「気になるワンちゃんの入荷情報をお届け」
ブランド:「○○ペットショップ × NoseID」共同表記
QRコード:店舗ごとに異なるコードを印刷
クリエイティブABテスト:2〜3パターン用意し、登録率で比較
Lステップ設定
流入経路分析で店舗別QR発行
友だち追加時アクションでタグ付与 + 初回メッセージ送信
カルーセルで犬種選択UI構築
補足:HPからのLINE導線も併設する。ショップのHP経由で登録するユーザーも一定数存在するため、店頭QRだけに絞らない。
店舗選定方針(新設)

店員さんにLINE誘導を促してもらうオペレーションは「推進役となる店長・現場社員」の有無で成果が大きく変わる。過去事例(スカイラーク等)でも、同様のアプリ/LINE誘導施策で現場の牽引者がいる店舗と不在の店舗で結果が分かれている。

RISK

推進役のいない店舗を2店舗選ぶ

カルチャーが根付かずLINE登録が取れない → 通知数ゼロで検証が成立しない。

MITIGATION

推進役がいる店舗を厳選して2店舗

選定できない場合は、確率論で5店舗程度まで広げて分散させる(5店舗に1店舗は推進役がいる想定)。

2

選定型(推進役あり)

店長・現場社員から「LINE登録を積極的に声かけできる人」が明確に特定できる場合、その店舗を中心に2店舗で集中検証。

5

分散型(選定不可)

事前に推進役を特定できない場合は、5店舗前後で分散。自然と一部店舗でカルチャーが根付く可能性に賭ける。

A/B

POPクリエイティブABテスト

店舗/POPデザインで登録率を比較。後続クライアントへの横展開時に最も刺さるクリエイティブを特定。

運用カルチャー醸成が最大のコスト:店舗数を増やすか減らすかよりも、「最初のLINE登録を頑張って促す」カルチャー付けに最大のコストがかかる。ここを支援する仕組み(スタッフ向けマニュアル・声かけトーク集・成果フィードバック)を併せて設計する。
入荷通知フロー
基本思想(2026.04.17確認):最も効果があると想定される方法を、多少工数がかかってもまず実行する。成果が出たら自動化に寄せていく。
一方、現段階では「スピード=即日配信」が再来店に効く可能性が高いため、初期はHP個体ページへのリンク運用から始め、パピーアルバム連携による「可愛さ訴求」は後段の検証で重ねる。
1
在庫データ取り込み
ショップ→財の在庫アプリへExcel等で登録
2
自動マッチング
該当犬種を登録済みのユーザーを特定
3
入荷通知送信
テキスト+HPリンク+CTAを自動配信
4
CTAタップ → 電話
電話CTAが出現。ユーザーはその場で電話
MESSAGE 1 / 入荷案内
気になっていたトイプードルの子が
テンテン本店に来ました!
生年月日・性別・店舗はリンク先でご確認ください。
子犬の写真(HP/パピアル)
この子まだいますか?

タップで「反応タグ」自動付与 →
次画面で電話CTA表示

CTAタップ後
ご興味いただきありがとうございます。
最新の状況は店舗にお電話でご確認ください。
☎ 店舗に電話する

電話番号は店舗タグから動的に出し分け。
一部店舗では NoseID側から折り返す運用 も検証対象。

BEFORE / Rev.1

CTA:「この子まだいますか?」+「お店で会ってみたい」の2本立て

中間コンバージョンを測る設計だったが、「押して返事待ち」がユーザーに不快感を与える懸念。また「在庫情報を知りたい」ニーズは現場が電話で受けているのが実態。

AFTER / Rev.2

CTA:「この子まだいますか?」1本 → 電話誘導

ボタンタップを中間CVとして測定し、次画面で電話CTAを提示。ユーザーは即行動できる。最新在庫の自動照会は先方システム連携が重いため保留。

個体ページリンクの方針:初期は店舗HPの個体ページへリンクする(写真・生年月日・性別・店舗情報が確認できる)。パピーアルバムの可愛い写真を使うと訴求力は高まるため、HPリンク運用で効果が見え次第、パピーアルバム連携へ段階的に移行する。
3日後フォローアップ
発動条件:入荷通知から3日後、その子犬がまだ売約済みになっていない場合に自動送信。売約済みなら送信しない。
0
入荷通知(初回)
配信済み
3日
経過
売約済みかどうかを判定
F
フォロー配信
「まだお店にいますよ」+ CTA
電話に接続
タップで電話CTAを表示
FOLLOW-UP MESSAGE
気になっていた子、
まだお店にいますよ
子犬の最新写真(可能な場合)
この子まだいますか?

タップで電話CTA表示 → 電話で状況確認・来店約束

写真の扱い:フォローメッセージにパピーアルバムの最新写真を自動で含められるかは、パピーアルバム → Lステップ間の連携設計次第。実現可能であれば反映する。フィージビリティがなければ、HPの個体ページ写真 or テキスト+CTAのみで運用する。
再来店
購入
再来店して生体を購入
合流
商品提案LINE運用へ
同じNoseID LINE内でシームレスに移行
技術要件 / KPI
Lステップ側
プラン:プロプラン(月額32,780円)
QR:店舗数分を発行(テンテン様17店舗)
タグ:店舗 + 犬種 + 反応
シナリオ:入荷通知 → 3日後フォロー → 電話誘導
NoseID側(開発チームで検討)
在庫データ連携:財アプリ → Lステップ配信トリガー
売約判定:3日後フォロー発動条件
店舗HP個体URL:通知メッセージへの動的リンク挿入
電話番号出し分け:店舗タグに応じた電話CTA表示
(後段)パピーアルバム連携:最新写真・個別リンク自動反映
LINE登録率
来店 → 登録
犬種登録率
登録 → 犬種選択
通知反応率
通知 → CTAタップ
電話到達率
CTA → 電話CTAタップ
購入転換率
再来店 → 購入

※ 電話CTAタップ後の実通話・成約への寄与は現場との突合で計測(完全自動計測は現状困難)。

OPERATION 2

商品提案LINE運用

購入後の飼い主への関係構築と商品提案(シンプル × プロダクトアウト)
設計思想(2026.04.17更新)
BEFORE / Rev.1

タイミング × 犬種 × 悩み で多軸分岐

「わんママの悩み相談 → 該当者にのみ商品案内」という分岐設計。対象が細分化されすぎて配信件数が出ず、成果計測が難しい。シナリオライター専門家を要するほど複雑化する懸念(過去事例:ジールズ社)。

AFTER / Rev.2

プロダクトアウト × タイミング × タグ でシンプル設計

「誰もが買う/悩むモノ」をタイミングで刺す。例:パピー期の歯ブラシ、初期2〜3週間の必需品、季節のスポット商品。分岐は最小限、配信件数は大きく、効果が見えやすい。

原則:「最も効果があると想定されるシーン」を1つ決めて、それに該当する商品ラインナップを決め、タイミングで配信する。全員に当たるようなテーマから着手する。
2軸のシナリオ構造
AXIS 1 / 共通

わんママサポート(既存シナリオ)

  • 育児ガイドの自動配信
  • しつけ相談
  • 悩み対応(食糞・下痢等)
  • 全クライアント共通・設計済み
+
AXIS 2 / スポット

クライアント別 商品スポット配信

  • テーマを1〜2個に絞る(パピー必需品等)
  • プロダクトアウトで訴求商品を先に決める
  • タイミング × タグで配信を撃つ
  • 特売・限定品など「ここでしか買えない」軸も有効
組み合わせ方:わんママの悩み相談と直接組み合わせると対象者が細くなる。ベース配信はAxis1で継続しつつ、Axis2は全員/タグ絞りで独立配信する設計。
実装フロー(ショップスタッフ起点)
1
全体洗い出し
接客プロのショップスタッフにヒアリング
2
補助ヒアリング
飼主にも補助的に聞く(里ともさん等)
3
スポット絞り込み
成果が出そうな1〜2テーマに絞る
4
配信・検証
効果測定しながらパターン追加
ヒアリング対象の優先順位
1st:接客ベッタリ型のショップスタッフ(テンテン様など資格保有スタッフ)
2nd:飼主さん(里ともさん等、初期の迷子経験がある方)
理由:ショップスタッフは「どの飼主が、どのタイミングで、何に悩み、何を買うか」を飼主と同じ粒度で把握している
スポット絞り込みの視点
全員が買う/悩む:パピー期の歯ブラシ、フード切替、おもちゃ等
限定・特売:ショップ限定品、ネットより安いスポット情報
季節軸:季節の変わり目、ワクチン・予防時期
ヒアリング項目(ショップスタッフ向け)

タイミング別:飼主の悩みと購買行動

タイミング飼主が悩むことこのタイミングで買うものショップで推せる商品
お迎え直後(0〜1週間)例:環境慣れ、食欲例:トイレシート、水飲み記入欄
パピー期(1〜3ヶ月)例:歯磨き、しつけ例:歯ブラシ、おもちゃ記入欄
フード切替期(6〜12ヶ月)記入欄記入欄記入欄
トリミング推奨時期記入欄記入欄記入欄
ワクチン・予防時期記入欄記入欄記入欄
季節の変わり目記入欄記入欄記入欄

スポット配信候補(優先度の高いシーン)

シーン訴求したい商品選定理由(なぜ刺さるか)
例:パピー期の歯ブラシ例:○○歯ブラシ / デンタルガム例:全員が必ず悩むが安心パック外
記入欄記入欄記入欄
記入欄記入欄記入欄

ショップ限定・特売の情報

ネットで買うよりお店の方が安い/ここでしか買えない商品・サービスをご記入ください
運用方針:このシートを埋めた段階で全体像を把握し、その中から「明らかに成果が出そう」な1〜2トピックに絞って最初の配信を設計する(前半:俯瞰、後半:スポット撃ち)。
KPI
配信開封率
配信 → 開封
クリック率
開封 → リンク
購入転換率
配信 → 購入
ブロック率
配信後のブロック推移
再来店率
来店頻度の変化

※ 購入転換は店舗側のレジデータ・EC購入履歴との突合で計測する。

実行タイムライン

PHASE 0
基盤構築
#タスク担当備考
0-1Lステップ プロプラン契約の意思決定月額32,780円
0-2Lメッセージ → Lステップへの移行別プロジェクトで進行中
0-3タグ体系の設計(店舗 / 犬種 / ステータス / 反応)命名規則を統一
0-4NoseID LINEアカウントの初期設定リッチメニュー・挨拶メッセージ
0-5社内キックオフ(本資料Rev.2で共有)2026.04.17反映済
PHASE 1
再来店LINE運用(テンテン様で検証)
#タスク担当備考
1-1テンテン様への検証提案・店舗選定方針の合意来週MTG。推進役ありきで2店舗 or 分散5店舗
1-2検証対象店舗の確定(推進役ヒアリング含む)店長・現場社員の意欲で判断
1-3店舗別QRコード発行流入経路分析で設定
1-4店舗別 初回メッセージ・自動タグ設定
1-5犬種選択フロー構築取扱犬種リスト要確認
1-6入荷通知テンプレート作成テキスト+HP個体ページリンク+CTA
1-7CTA → 電話誘導フロー構築店舗タグに応じた電話番号出し分け
1-83日後フォローシナリオ構築売約済み判定の連携必要
1-9店頭POP作成(ABテスト用に複数パターン)店舗別QR入り
1-10HPからのLINE導線設置テンテン様HP側の実装依頼
1-11スタッフ向け案内マニュアル作成声かけ方法・CTA対応・推進役支援
1-12在庫データ → 配信トリガーの連携設計事業開発 + 開発
1-13検証開始・KPI計測
1-14(後段)パピーアルバム連携の実装検討初期運用の効果が見えてから
PHASE 2
商品提案LINE運用(テンテン様で検証)
#タスク担当備考
2-1ヒアリング項目シート最終版の作成スタッフ向け(悩み×タイミング×商品)
2-2テンテン様スタッフへヒアリング実施接客プロ複数名から
2-3飼主への補助ヒアリング里ともさん等、複数N
2-4全体マッピング → スポット配信テーマ絞り込み成果が出そうな1〜2トピック
2-5シナリオ設計(Axis1 わんママ × Axis2 スポット)分岐は最小限
2-6Lステップへのシナリオ実装
2-7テンテン様との配信内容すり合わせ
2-8検証開始・KPI計測
PHASE 3
横展開(K9zoo様 → その他 / SNS運用PoC並走)
#タスク担当備考
3-1テンテン様の検証結果整理・分析POPクリエイティブの勝ちパターン含む
3-2K9zoo様向けカスタマイズ設計
3-3K9zoo様での検証開始
3-4別クライアント1社でSNS運用PoC並走LINE運用とは独立した検証
3-5フォーマット・オペレーションの標準化
3-6他クライアントへの横展開準備エンプラセールス担当とも連携

要検討事項

社内MTG・クライアントMTGで議論・決定が必要な項目

A
在庫データ → LINE配信トリガー連携
財アプリに入る在庫データを契機にLステップ配信を自動発火させる実装方法
事業開発 + 開発
B
売約済みステータスの管理
3日後フォローの発動判定に必要。売約済みなら送信停止する仕組み
事業開発 + 開発
C
店舗HP個体ページURLの連携
通知メッセージに店舗HPの個体ページURLを動的に差し込めるか(テンテン様HPの構造確認)
事業開発 + テンテン様
D
電話番号の店舗別出し分け
CTA「電話する」タップ時に、登録店舗の電話番号を自動表示する仕組み
開発
E
NoseID側からの折り返し電話運用
「この子まだいますか?」タップ後、NoseID側が折り返す運用の実現可否と店舗範囲
事業開発
F
パピーアルバム連携(後段)
効果が見えた段階で実装するパピーアルバム写真・個別URLのLステップ連携
開発
G
取扱犬種リストの確定
犬種選択カルーセルに表示する犬種を確定する
テンテン様側
H
LINE配信コスト設計
登録者数・配信数の増加に伴う従量課金の試算
事業開発
I
推進役の特定と店舗選定
テンテン様内で推進役候補をヒアリング。特定可能なら2店舗厳選、不可なら5店舗分散
事業開発 + テンテン様
J
POPクリエイティブABテスト設計
何を比較し、どの指標で勝敗判定するか。次クライアントへの横展開に活かす
事業開発